さぶりんブログ

音楽好きの変な奴です。

【読書録】同志少女よ敵を撃て

いつぞやの100分de名著で「戦争は女の顔をしていない」が取り上げられた時、スターリンは女性を前線に出したが、戦後そうした女性は大変な差別を受けた、という話だった。

本作はフィクションではあるが、実際に狙撃兵として訓練された女性たちの様子が書かれていて、かなり説得力のある内容だった。バタバタと仲間が死ぬ中、強く生きる主人公と、それを教育するもと狙撃兵、逃亡者を処罰するための監視役など、女性兵士の中でもさまざまな立場があり、それぞれの生きざまに思いをよせることができる。

決して美談とはならない凄まじい世界。ただ女性兵は敵方女性を捕まえて乱暴することだけはないのが救いだ。